僕はAmazonプライム会員なのでAmazonで買い物することが多いのですが、たまに「え?なにこれ?なんでこんなに激安なの?」と言う商品があります。
まぁそう言う物を購入しようとすると”Prime”表記はもちろん外れており、出荷までに「通常2~3日以内に発送します」と書いているのですが、届くのがめちゃくちゃ遅くどうしてこんなに遅いのだろうと商品ページをよく見てみると1か月先のお届け予定になっている商品が結構あります。
商品到着まで時間がかかっても良い物については価格を優先しこのような物を色々買いあさっていたのですが、あれ?これ中国に行くとよく見かけるよな的な商品があったので、自分で個人輸入してしまえばもっと安いのではないかと思ったのがキッカケです。
個人輸入と税金(関税)について
では個人輸入ってなんだろう?って話になるのですが、この「個人輸入」と言う言葉は意外と難しいのです。
個人輸入とは「自己が自己のために使用・消費する目的で輸入する物」と定義されています。
要するに、「自分が、個人的に使用する事や消費する目的で輸入する物」という事です。
個人輸入する方法も色々とあります。
例えば、海外で商品を購入しその商品を持ってくる方法(ハンドキャリー)や、別送品として輸入する方法、それからインターネットで商品販売サービスを使用する場合など様々です。
この個人輸入ですが、ある一定の減免措置があります。
減免措置とは何かというと、関税の計算をするときに重要となる「課税価格」を減らすことができます。
「関税」と「課税価格」というキーワードが出ましたが、これらは何かと言いますと…
海外の商品を輸入すると商品によって決められている「関税」と呼ばれる税金がかかります。
税率は商品のカテゴリーによって違いますが、おおむね商品価格10~15%程度課せられます。
この時の関税率をかける対象価格を「課税価格」と言うのですが、関税額は「課税価格×関税率」で求めるため、課税価格が低いほど少ない関税額となります。
例を挙げると100円の商品に10%の関税が課せられる場合、課税価格は100円、関税額は10円という事になります。
一方で、個人輸入における課税価格は、ある一定の部分で減免措置が行われるのですが、個人輸入における減免措置は海外の小売価格に0.6を乗算した価格で換算してよいことになっています。
「個人輸入の減免措置:(海外の小売価格×0.6=個人輸入の価格)」
例えば、海外で100円で売っている物の課税価格は、100円×0.6=60円となり、関税率も同様に10%であれば関税額は6円課税されるということになります。
上記の事から個人輸入なのか否かは関税を支払ううえでかなり重要なポイントとなります。
それから、関税は関税価格の合計が10,000円以下の場合は免税となります。
さらに皆さまもピンと来たと思いますが、個人輸入であると課税価格は0.6を乗算した価格となるため、関税は16,666円まで免税扱いとなります。
この措置を通称16,666円ルールと呼んでいます。
念の為、関税率表のリンクを載せておきます。
https://www.customs.go.jp/tariff/
本当に個人輸入は大丈夫?
確かに海外からの商品発送なので怖いかもしれません。
僕は今までかなりの数を海外から買い物をしていますが最近発注掛けている物を除き全て配送されています。
まぁ物の信頼性は運としか言いようがないですが、かなりの数を販売していて評価の高い物を購入すればほぼ問題ないかと思います。
と言っても輸送時に破損する可能性もありますし、出品会社の物が悪い・対応が悪い等のリスクはあります。
まぁ日本で購入するより1/10の価格だったり、中には無料で送料のみ支払うなんてこともあります。
価格が価格だけにリスクについては割り切っていたりします。
それから出品者により、表示を安くして置きサイズ毎であったり色等を選択する際に高くなっている物があるので注意しなければいけません。
リスクの割り切りが出来ないのであればやはり個人輸入は避けたほうが良いかもしれません。
個人輸入する方法
僕が個人輸入する方法として多いのが、やはりインターネットを使用し海外のサイトから輸入することがかなり多いです。
ではどのような海外サイトのページで購入しているかいくつか挙げてみます。
・Amazonで輸入
・Alibabaで輸入
・タオバオで輸入
・ebayで輸入
等、挙げたらキリがないですが色々あります。
僕が個人輸入する方法
で、僕はどんなものを使用しているのかと言うと・・・
・AliExpress
・Wish
の2つをメインで使用しています。
かなり安いのでぜひお試しください。
AliExpress
AliExpressは中国超大手企業であるアリババが運営する海外向けの通販サイトです。
特徴としては、中国や香港の出品者が多く、商品価格がかなり安いです。
Webはもちろんアプリもあります。
Wish
Wishはあまりなじみがないかもしれませんがサンフランシスコにある会社です。
この会社の創業者はGoogleとYahooの元開発者が立ち上げ、価格に特化したシステムを作ろうとモバイルにターゲットを絞り開発を行いました。
今では年間10億ドル以上を売り上げるまでに成長している会社です。
特徴としては、超低価格商品に特化しています。中には商品代金が無料で送料のみ支払えばよいショップもあります。
Webはもちろんアプリもあります。