僕が主にいる部屋で使用しているエアコンですがパナソニック製のCS-M402C2というマルチエアコンですが、僕の家がオール電化な為、ほぼ1年中稼働しています。
毎年、エアコンの分解掃除を行っており、今年こそは記事にしようかなと思い書いています。
エアコンがカビ臭い原因
梅雨時期から夏場前半になるとカビが一気に増殖しますよね。
ちなみに見苦しいかもしれませんが、カビの状態はこのような感じです。
この送風する部品であるクロスフローファンにはホコリが付いた所にカビが繁殖している感じに見受けられます。
このクロスフローファンの掃除ですが、分解しないとかなり大変です。
毎年このような感じになってしまう為、掃除が欠かせないです。
エアコン分解掃除に必要な物
必ず必要になるもの
1.ビニール養生シートテープ
通常エアコンは2m付近にあることが多いと思うので、1m位の幅があるものが良いかもしれません。
2.養生テープ
どのような物でも構いません。
3.買い物袋
分解した後、電源配線や基板がある箇所を保護するのに使用します。
普通の大きめな買い物袋が1枚あればOKです。
4.ドライバー
プラスドライバーでカバー等を外します。
5.脚立
エアコンは高い位置にあるので必要となります。
できれば台形の形になるような脚立が良いです。
6.エアコン掃除カバー
水の飛び散りを防止させる為に使用します。
ビニール袋で作る方法もありますが、毎年行うような方や家の中に数台ある方は上記のようなカバーを購入しても良いかなと思います。
7.バケツ
普通に100均にあるようなバケツで十分です。
8.雑巾
何でもOKです。
エアーコンプレッサーがある場合
9.エアー洗浄ガン
エアー洗浄ガンがコンパクトでかなり便利です。
10.500~2000mlのペットボトル(洗浄水は薄めたハイター等を使用)
まず、ペットボトルの蓋に5~6mmの穴を開けておいてください。
上記8番のエアー洗浄ガンに取り付けて使用します。
エアーコンプレッサーが無い場合
11.高圧洗浄機
こんな感じの物があれば十分です。
僕も昔は使っていましたが、エアコン掃除で使うにはちょっと大きすぎます。
高圧洗浄機もない場合
12.手動で頑張りましょう!
エアコン分解掃除の前準備
このエアコン掃除の前準備が色々と手間がかかります。
まずはエアコン周辺を綺麗にかたずけます。
カーテンがある場合は反対側に避けておきます。
その後、エアコンに養生をします。
このような感じで十分です。
出来れば床にブルーシート(100均にあるようなものでもOK)等を敷いておくと良いと思います。
エアコンの分解方法
1.エアコンの外装カバー上部を雑巾で拭きます。
こんな感じでホコリが溜まっていると思います。
2.エアコンフィルターを外し掃除します。
最初は掃除機などで吸った後、水洗いすればよいかと思います。
3.エアコン外装カバーを外します
上記赤丸部を引き出し、ドライバーでビスを外します。
4.ルーバーを外します。
丁度真ん中にルーバーを開いたり閉じたりさせるヤツがあるのですが、それを外した後、若干曲げながらルーバーを外す感じです。
5.黄色い枠を外す
端折ってごめんなさい。細かなビスがある箇所は見て外してください。
6.ルーバーのモーターを外す
左側のモーターを外し、コードが出ている右側あたりにぶら下げておきましょう。
7.基板部分の養生をします
買い物袋が1枚あればOKです。
8.ヒートシンクの左側のビスを外しておく
ここの写真も端折っていますね(;’∀’)
見ればわかると思うので外しておいてください。
9.クロスフローファンを外す
クロスフローファンの右側に一部ビスを外せるよう少し広いフィンがありますので、そこにドライバーを突っ込んでビスを外します。
※写真は清掃後の写真です
その後左側の受けの部分を外し、ヒートシンクを手前に引き出すようにすれば取り出せます。
※写真は清掃後の写真です
10.クロスフローファンや本体のヒートシンクの掃除を行う
まずはカビハイター等にガッツり漬けておき、その後エアー洗浄ガンや高圧洗浄機などで綺麗にするのが良いかと思います。
下手に歯ブラシなどだけでやると中まで届かない為、掃除残しが出てしまうかと思います。
本体の掃除を行う場合はカバーを付けたほうが良いです。
11.掃除終了後はこれまでの逆の作業をし元の状態に戻します。
12.元の状態にしたら、強制冷房か18℃の冷房をMAXでかけます。
これで終了です。
作業時間ですが、暑いと流石に休憩が多くなり3時間位かかることもあります。
そこまで熱くない日であれば1時間半~2時間位あればできるかなと思います。
最近はプロに頼めるのですが、10,000円/1台程度かかる為、経費削減したい方は自分で掃除する方が良いかと思います。
お試しくださいませ。