先日、会社からの帰宅の際にリーフに乗っていると、突然”ピー”音が鳴り、メーターの表示には”EVシステム停止 販売店で点検してください”の表示がされたと同時に、ハンドルも重ステ(若い子は分からないか…)になり、急いで歩道に避けました。
この症状が片側3車線道路の追い越し車線に居たのですが、事故にあうこともなく収まりました。
その後JAFを呼んで対応してもらったのですがその辺を詳しく書こうと思います。
走行中にEVシステムエラーが出た理由
原因についてですが、補機のバッテリー低下によるものでした。
厳密にいうと、EVシステム停止エラーだけではありませんでした。
1.警告 システムが故障しているため使用できません
2.警告 EVシステム停止販売店で点検してください
3.警告 シャーシ制御 システム故障 取扱説明書を見てください
その他にワーニングランプがかなり点灯していました。
下記写真を見てもらうと分かる通り、ワーニングが色々出すぎて何が何だかわからない状態です。
車が止まってから色々とネットで検索すると、一度電源をOFFし、外に出てカギを閉め20分程度経過後にカギを開け電源をONすると直ることがあるとのこと。
これを行うことで一度リセット動作に入ることがあるみたいなことが書いてありましたが定かではありません。
ただ、これを試したのですが、僕の場合は復活することはありませんでした。
それから、上記写真を見ると分かるのですが、外気温が3℃であることも要因でしょうか。バッテリーは雰囲気温度が低くなると弱くなる傾向になりますので。
現象が出ていた時の補機バッテリーは何故か6Aしか出ていなかったです。
リーフをレッカー移動
結果、動きそうもなかったのでJAFを呼ぶことにしました。
JAF会員で良かったと思いました。
と言っても自動車保険にもロードサービスが付帯していますが…。
この辺はあとで見直そうと思います(;’∀’)
JAFの方に補機バッテリー低下による要因もあるようですと伝えておいたので、補機バッテリーを充電しておいてくれました。
現象が出ていた時の補機バッテリーは何故か6Aしか出ていなかったのですが、レッカー移動している最中のおよそ30~40分間ずっと充電してくれていました。
すると、自宅に到着して再度アンペア数を調べると12A出力していました。
この短時間で6A分の充電なんか出来るわけないのにおかしいですよね…。
自宅に到着した時には既に走行できる状態に直っていました。
新しい補機バッテリーの準備と交換
リーフの補機バッテリーは”46B24L”となっています。
ディーラーに持っていくとおそらくディーラーでバッテリー交換をさせられる羽目になります。口コミを見ると23,000円かかったという方もいるようですね。
そんなアホみたいにお金を払いたくはないので、Amazonでポチりました。
9000円位です。
それから10mmのスパナが必要になります。無い方は1本買ってもセットで買っても変わらないのでセットを購入しましょう。
注意としては、バッテリー交換をするとメーターで設定した内容などが全てりせっとされてしまいます。そのため、バックアップ電源を取れる方はとっておいた方が良いです。
バッテリーの交換は簡単です。
【用意する物】10mmのスパナのみ
1.まずは古いバッテリーを取り外す。
2.バッテリーターミナルのマイナス端子(-)を外してからプラス端子(+)を外します。
3.バッテリー固定金具を外し、古いバッテリーを取り出す。
4.新しいバッテリーを車両に載せ、固定金具で固定する。
新しいバッテリーは持ち手が付いていることがあるので外してください。
5.バッテリーターミナルのプラス端子(+)を取り付けマイナス端子(-)を取り付けます。
まとめ
リーフは、補機のバッテリーが弱くなると、走行中に電源喪失します。
補機バッテリーが上がっただけで制御不能はリコールしても良いのではないかと思ってしまいますよね。本当に後ろから追突されなくてよかったです。
ですので、補機のバッテリーは5年程度経過したらこまめにチェックをしないといけないですね。