以前、純正ナビを走行中にTV・DVD視聴及び動作させる方法で記事を書いたのですが、そこで使用したスイッチが非常に使いづらくて、ONしてるのかOFFしてるのか・・・はたまた車速センサーが繋がっている状態なのかそうではないのかが分けわからなくなるという仕様だったので、ちゃんと分かるように光るスイッチに変更してみたので記事にしようと思います。
一応以前に書いた記事のLinkを貼っておきます。
購入及び準備する物
<購入するもの>
・オルタネイト式スイッチ
オルタネイト式と言うのは、ボタンを押した後に手を離してもON状態を保持する方式です。
僕はエアコン下の空きがあるところ(海外仕様はシートベルト警告灯が付いている)にスイッチを付けました。
おそらく16mmのスイッチが限界ではないかなと思いAmazonで見つけて購入しました。
電源スイッチロゴの物などあったのですが、僕は丸く光るスイッチをチョイスしました。
・リレー
家のどこかにたくさんあるはずなのですが見つけられなかったのでAmazonでコンパクトリレーを発注しました。
・熱収縮チューブ
・丸形端子メス・オス・各スリーブとクワ端子等
<用意するもの>
・ドリルとドリルの刃(16mm)
僕はステップドリルを使用しました。ステップドリルは持っておくと大変便利です。最近はとても安くなりましたのでドリルの刃を購入するくらいであればステップドリルセットを購入した方が安いかもしれません。
光るスイッチ取り付け方法
①まずエアコンユニットを外す
エアコンの外し方は以前書いたセンターコンソール及びナビの外し方をご覧ください。
②エアコンユニットからエアコン下にあるパネルを取り出す
赤丸のビスを2本外すとパネルが外れます。
既にスイッチを付けた写真しかなかったのでごめんなさい。。。
③取り出したパネルにスイッチを入れる穴を開ける
穴を開ける位置にオートポンチ等(キリとかでもOK)で印を付けてからドリルで開けましょう。
④穴を開けた個所にスイッチを取り付ける
18mmだっけかな?スパナ等で締めましょう。
⑤配線の結線を行う準備をする(スイッチのパターンを決める)
ここで配線を行うのですが、この配線は人により好みがあります。
いくつかのパターンを書いておきますので試してみてください。
ちなみに僕はAのパターンで組んでいます。
尚、配線を作成する場合はGND等とショートしないように作成してください。
パターンA
・スイッチがOFF時は光らずONの時に光る
・スイッチがOFFの時は、車速センサーは切断状態(走行中操作できない)
・スイッチがONの時は、車速センサーは接続状態(走行中操作可能)
スイッチ | SW照明 | 車速センサー | 走行中操作 | GPS |
ON | ON | 接続 | 不可 | 正確 |
OFF | OFF | 切断 | 可能 | 不定 |
パターンB
・スイッチがOFF時は光らずONの時に光る
・スイッチがOFFの時は、車速センサーは接続状態(走行中操作可能)
・スイッチがONの時は、車速センサーは切断状態(走行中操作できない)
スイッチ | SW照明 | 車速センサー | 走行中操作 | GPS |
ON | ON | 切断 | 可能 | 不定 |
OFF | OFF | 接続 | 不可 | 正確 |
パターンC
・スイッチがOFFの時は光り、ONの時に消灯する
・スイッチがOFF時は、車速センサーは切断状態(走行中操作できない)
・スイッチがON時は、車速センサーは接続状態(走行中操作可能)
スイッチ | SW照明 | 車速センサー | 走行中操作 | GPS |
ON | OFF | 接続 | 不可 | 正確 |
OFF | ON | 切断 | 可能 | 不定 |
パターンD
・スイッチがOFFの時は光り、ONの時に消灯する
・スイッチがOFFの時は、車速センサーは接続状態(走行中操作可能)
・スイッチがONの時は、車速センサーは切断状態(走行中操作できない)
スイッチ | SW照明 | 車速センサー | 走行中操作 | GPS |
ON | OFF | 切断 | 可能 | 不定 |
OFF | ON | 接続 | 不可 | 正確 |
⑥配線の結線を行う
結線は地味な作業ですよね。
あ!間違えずに行うよう配線にマスキングテープなどを貼ってどこに繋ぐか書いておいたほうが分かりやすいです。
僕はナビ裏からACCを取り出したのですが、エアコン下まで伸ばせるよう長めに作成しました。
ACCの取り出し方ですが以前書いた記事のLinkを貼っておきます。
それからナビ裏のACC分岐も作成しておきました。
ん~、赤い線が無かったので適当なコードを使用しました。
赤いコード買っておかないとなぁ・・・。
⑦配線を各々に繋げる
⑥でも書いたのですがどこに何を繋げるのか各配線に書いておくと非常に楽です。
⑧仮に固定し、動作確認を行う
車を動かさないとテストできないのでしっかりと固定させてからテストしましょう。
⑨動作OKであれば元に戻します
お疲れ様でした。