先日、運が悪く夜中にパナソニックの火災報知器が鳴り響きました。
「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」、「ピッピッ 電波が受信できません」…
もうね、夜中にこれはマジでキツイです。
実はこれ、2回目だったんですよね。
ちなみにこの火災報知器も今月で10年を向かうと言う事もあり、重い腰を上げ電池を交換することにしました。
Panasonic火災報知器の電池
Panasonicの火災報知器の電池は、「Panasonic 専用リチウム電池(住宅火災警報器 交換用電池) SH384552520」と言うリチウム電池(CR-2/3AZ(3V))なのですが、意外にこの電池が高いんですよね。
1個単位で購入すると1000円超え、amazon等で2個購入すると1個当たり約925円です。
僕の家には火災報知器が8個ある為、電池ごときにそんなにお金を払いたくないという事で色々と考えました。
代替えの電池
調べてみると、PanasonicからCR123Aというリチウム電池があり、SH384552520と同じ大きさと言う事が分かった為、この電池を使用することにしました。
改造に必要な物
それから電池の改造に必要な物を載せておきます。
1.Panasonic CR123A
別にパナソニックでなくても良いです。
2.熱収縮チューブ(幅50mmの物)
できれば透明の方が良いかもしれません。
電池1本あたり20mm程度使用します。
僕の場合、8本改造したので160mm使用しました。
3.ハンダごて
何でも良いです。
4.ハンダ
5.ヒートガン又はドライヤー
熱収縮チューブで使用します。
電池の改造方法
リチウム電池を使用する為、ハンダ付けに慣れていない方は辞めておいた方が良いと思います。
リチウム電池は、熱くなると熱暴走し最悪の場合爆発します。
ちょっと前に、モバイルバッテリーが爆発したニュースがちらほら出ていましたが同じような現象に至ることがあります。
そんなもんで、熱が80℃以上にならないようハンダごてを長い間リチウム電池に当てないようにしました。
当て続けても10秒程度、複数回当てる場合は温度が下がったら当てる感じですね。
実際、僕も若干ビビりながら作業していましたので(;’∀’)
まずは、火災報知機についている水色の電池(SH384552520)を外します。
次に電池の周りについている透明な被覆を剥きます。
カッターなどで切ってあげてください。
次に、電池の端子についている金属のリードを外します。
僕は、精密マイナスドライバーを使用し、テコの原理で思いっきり外しました。
すると間違いなくリードがベコベコになってしまうので何か平らなもので押してリードを平らにします。
こんな感じに平らにします。
両端子にハンダを付けます。
電池の端子にハンダが乗りやすいよう傷を付けます。
僕は精密マイナスドライバーでギコギコしました。
電池の両端子にハンダをのせておきます。
ハーネスを電池に取り付けます。
突起がある方が+、平らな方がーです。
ごめんなさい、写真を撮るのを忘れていますね(;^ω^)
50mm幅の熱収縮チューブを20mm程度に切り取り付けます。
最後にヒートガン等でチューブを熱収縮させます。
これを火災報知機に組み込み、ボタンを押下し動作するか確認します。
上記を8本分行いました。
結構大変でした(;’∀’)
時間がある時に行うようにしましょう!
参考にしてみてください。