EV・PHEVの車検はユーザー車検で決まり!激安で簡単に通せます!やらなきゃ損です

リーフの1回目の車検を受けようと思ってディーラーに聞いてみたら約80,000円とのこと。

他のメーカーですとディーラーで車検を受けた際に延長保険等が効くのですが、日産にはそのような物がないみたいでしたのでディーラーで車検する必要はないと判断しました。

ただ、リーフは電動ですので車両診断システムであるコンサルトを繋げ診断するのが良いと思いますが、コンサルトで何かしら異常が出た時ってメーターにワーニング等が表示されるかなと。

そんなこともあり、思い切って初の車のユーザー車検を受けることにしました。

 

 

EV・PHEVの1回目車検費用は破格

リーフの1回目の車検でかかった費用ですが、22,210円でした。

自動車損害賠償責任保険料が20,010円と事務手数料が2,200円です。

安すぎて本当なの!?って勘ぐってしまった貴方に証拠の領収書を見せます。

EV・PHEV車(次世代自動車※)の購入時と初回継続車検(1回目の車検)の重量税は免税となります。

※次世代自動車とは、電気自動車(燃料電池自動車含)、プラグイン・ハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車、ハイブリッド自動車・天然ガス自動車(一定の性能要件を満たすもの)となります。

 

ユーザー車検の受け方

1.自動車検査インターネット予約システムで予約をする

まずは、国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」にて予約をします。
この時、このシステムを初めて使用する方は「新規アカウント登録」をしてから予約をして下さい。
予約する際は、車体番号等が必要になる為、自動車検査証を用意しておくと良いです。

 

自動車検査の予約方法

ログインしたら、左側のメニューの”検査の予約”から予約を行います。

その後、受検検査場の選択し、検査種別の選択し、検査車種の選択を入力します。

受験検査場については、ナンバーと同じである必要はありません。他県ナンバーでも大丈夫です。
ただ、自動車検査証(車検証)を紛失してしまった方は自分のナンバーと同じ所でないと対応してくれないので注意が必要です。

検査種別の選択については、今まで乗っていた車の車検を行う場合は”継続検査”を選択してください。

検査車種の選択ですが、これは普通乗用車であれば”普通車”を選択してもらえれば良いです。リーフやPHEVの方は”普通車”となります。

その次は予約時間の選択を行うのですが、車検場の検査時間は9:00~16:00(受付は8:45~15:45)まで行っているのですが、時間が4ブロックに分かれています。

1つ目は 9:00~10:15(受付は 8:45~10:15)
2つ目は10:30~12:00(受付は10:15~11:45)
3つ目は13:00~14:15(受付は12:45~14:15)
4つ目は14:30~16:00(受付は14:15~15:45)
上記の中で、都合の良い場所をクリックします。

その後、受験者名(必須)電話番号(必須)、メールアドレス、住所、登録番号または車両番号、原動機形式、車台番号(必須)を入力し予約を完了させます。

 

 

2.ユーザー車検を行う前に自分の車の点検を行う(必須ではない)

定期点検整備記録簿を元に自分でできる箇所の点検を行います。

ただ、分解点検等は自動車整備士が行わないといけませんのでチェックは省略しましょう。

一応、車検場の受付で”定期点検整備記録簿は持ってきましたか?”と言われますので、チェックを行った場合は定期点検整備記録簿を持っていきましょう。

ただ、定期点検は必須ではないようでして、受付の方に「後整備です」と言えば問題無いようです。

 

3.車検場に行く前に自分の整備に不安がある方は「テスター屋」に行こう

僕の場合、ホイールの交換をした位で事故歴もなく問題ないと思いましたので、テスター屋さん(予備車検場)は省略しました。

駆動系を改造している方や事故歴などがある方はテスター屋さんに行くことをお勧めします。

テスター屋さんでは場所によりますが主に下記の項目の検査を行ってくれます。

・ヘッドライトの件さ(ヘッッドライトLo側の向き)
・トーイン検査(タイヤの向き)
・スピードメーターの確認
・排気ガスの確認

価格に関してですが、検査内容ごとに1,000~3,000円程度かかります。

場所によっては、上記の検査をまとめて5,000円等割安にしている所もあります。

料金が不安な方は前もって、グーグルマップ等で車検場周辺を表示させ”テスター屋”で検索し電話して確認する方が良いかもしれません。

 

4.車検場に到着したら

まず適当な所に車を停めましょう。

最初に書類を書いてしまうのも良いのですが、まずは任意保険加入しておきましょう。

任意保険の書類がないと車検を終了させることができませんので注意してください。

既に加入している方は省略してください。

 

まずは、3枚ほど書類を書きます。

書類が置いてある場所については、場所によって異なるかもしれませんが、基本は”継続車検 ユーザー・指定受付”の窓口あたりに置いてあります。

1.継続検査申請書
2.自動車重量税納付書(検査自動車)
3.自動車検査表1

書き方に関しては書類が置いてあった近くのテーブルに書き方見本があるはずです。

もし分からない方は、窓口に書き方の見本はどこにあるか聞いてみてください。

注意として、押印する箇所が1ヵ所ありますので、シャシハタではない普通の印鑑を持っていきましょう。

実は印鑑は要らない?という場所もあるみたいなのですが、大した手間ではないので持って行った方がよいです。

 

上記全て書き終わったら窓口に提出します。

そうすると事務手数料や重量税の支払いをする場所を教えてもらえますので、支払いが完了したらもう一度窓口に持ってきて確認するといった手順です。

これでやっとコースに出れるのですが、念の為、何コースなのか教えてもらっておきましょう。

 

念の為に、書類用のバインダーを持って行った方が検査員の方も楽ですし、自分も書類を持ち運ぶのが楽ですので用意していくことをお勧めします。100均で買えますし効率的です。

 

5.検査コースへ

結構並びますので、書類等は受付開始と同時に提出した方がそんなに並ばずにできます。

 

コースに入り、検査する建屋の直前で検査員の方が来ます。

検査員の方が来たら書類を一式渡しましょう。

そうすると、外観検査(同一検査・乗車位置・保安装置・灯火類)を行ってもらいます。

検査員の指示通りに、方向指示器等の計器を合わせ、終了したらボンネットを開け車体番号の確認を行います。

 

その後、コース内に入るのですが、検査員曰く、初めての方は”見学者通路”というコースがあるのでそこで見てから入ることをお勧めしますと言われました。

僕はその言葉を無視しコースに入りましたが、間違ってばかりで、検査員に言われた通り見学すればよかったと後悔しました(-_-;)

 

コースでは、まずエンジン車の場合排ガス検査を行います。EV車の場合は排ガス検査はスルーしますが、念の為検査員にEVですと通知します。

その次に、サイドスリップ検査・ブレーキ検査・サイドブレーキ検査・スピードメーター検査・ヘッドライト検査を行います。

最後に下廻り検査を行い終了となります。

 

全て合格したら検査員のいる部屋に持っていき書類をチェックしてもらいましょう。

万が一、NGが出てしまった場合は直ぐに修理できるのか、それとも修理の時間がかかるか判断し、即修理ができるのであれば直ぐに対応し、問題ないようでしたら再度コースに並びます。

NGが出てしまった場合は、近くのテスター屋さん等に行き調整又は部品を購入し自分で交換する方法が一番楽かなと思います。

NGは当日中であれば2回まで無料で再検査が行えます。

NGが出てしまうとまた長蛇の列に並ばないといけない為、結構な時間をロスしますのでご留意ください。

 

15日以内であればNG箇所のみ検査をすることができます。

15日以内に再検査が受けられそうなのであれば限定自動車検査証の発行を窓口でお願いしましょう。

 

全て合格した場合は、最初の窓口に書類を提出します。

この時、任意保険の書類がないと終了できないので注意してください。

その後は、最初に依頼した受付に書類を渡すと車検証や車検シールが渡されます。

 

ちなみにですが、僕の場合は車検の書類作成から車検終了までの時間は約1時間で終わらせることが出来ました

1時間で出来るのであればもっと早くユーザー車検を行えばよかったと後悔しました。

次回からもユーザー車検を行うと思います。

 

6.車検シールの張り替えを行う

元々貼ってあった車検シールをスクレイパー等で剥がします。

のりが残ってしまっていると思いますので、パーツクリーナー等で綺麗に落とします。

 

新しい車検シールを説明書通りに、山折り…谷折り…張り合わせ…を行ったら、貼り付けましょう。

 

EV・PHEV車をお持ちの方で、費用を抑えたいのであれば間違いなくユーザー車検をお勧めします。

最初はかなり抵抗がありますが、いざ行ってしまうと本当に簡単に行う事が出来ました。

皆さまもお試しください。